目に見える季節 - 雨野やしろの丁寧な暮らし・もどき

雨野やしろです。

最近、街を歩くとお花屋さんに心惹かれることが多くなってきました。やっと家具がそろってきて気持ちにも余裕が出てきたんでしょうか。6年くらい前に住んでいた小さなワンルームでは、壁に無印の観葉植物を飾ったり切り花を飾ったりよくしていたので、ちょっとした習慣が戻ってきたようで少しうれしい。前のお部屋はそもそも汚くて花どころではなかったのと、玄関と部屋の仕切りが引き戸になっていて、猫が勝手に開けてよく玄関を徘徊していたのでお花を飾ることは諦めていたのですが、今のお部屋なら大丈夫。うちの猫たちには開けられないタイプのドアだから、玄関になら安心して飾れます。

今は、秋の柔らかいオレンジ色がかわいいダリアを飾っています。お花の詳しい季節はあまり知らないのだけど、大きくまあるく咲いているダリアをお花屋さんで見つけると胸いっぱいに秋のにおいが満ちるような気がします。

日当たりの悪いうちの玄関では予想通りすぐに傷んでしまうのですが、それでも花はかわいい。季節が身近にあること、目に見えること、特にこのコロナ禍だとどんなに素敵なことが、身にしみて感じます。